どこから出した

週刊少年ジャンプ第16号

D.Gray-man
アレンさまは気性がちょっぴり激しいだけで根はいい子なんです。
決して腹黒くなんかないんです。
としつこいほどに主張し続ける自分が少々かわいそうに思えてきた昨今、みなさまいかがお過ごしですか。

わるものマニアでは今週もアレンさまのピュアっぷりをあますところなく述べていきたいと思います(←うっすら涙目になりながら)。あきらめたらそこで試合終了なんですもの。ああ既にホイッスルは鳴っているのに審判をぶちのめして試合続行してる感満載

さて冒頭からお花たちに襲われているアレンとラビ。
右足を思い切りかじられて大騒ぎするラビ。アレンさまは

「向こうで何が起こっているんだ!?」

ナチュラルにスルー。あざやかに。そしてかろやかに。
右足の一本や二本、なくたって生きていけるぜとか言わんばかり(言ってません)。英国紳士兼地獄を見た男は言うことが違います(言ってねえっつってんだろ)。

そんな落ち着きはらったアレンさまですが、ラビがお花にまるのみされるに至ってさすがに慌てます。左手の先だけちょびっと出てますが、さすがにここだけじゃ生きて行けません。左手だけで生きられたら謹んで第二の目玉おやじの称号を捧げたい。
もちろん1オクターヴ高い声で喋るのです。そんなキューティボイスで
「おい ユウ!」とか言って神田さんをビビらせるのです(どうなの)。

アレンは以前、師匠のところで同種の花の世話をしたことがあるそうで、対処法を思い出していました。「だから言うこと聞け」とか言うアレンさまがくろ、イヤそんな毅然とした君もステキだよウフフ(動揺のあまり口調変わってるよ)。

この花は好意を持つ人間には噛みつかない、ということで、お花の真ん中で「I LOVE YOU」と叫ぶラビ。ここにアレイスター様の横顔がかぶって場面転換て巧いなあ。

ちなみにうっかり「I NEED YOU」とか叫んでしまうと、一般的にプロポーズになりますので責任問題です(←責任とらされるんかい)。
彼女たち(花)はパリジェンヌなので下手をすると国際問題に発展ですよ。バラっぽい外見は伊達じゃないんですもの。まさにベルサイユのばらなんですもの。気位が高いんです。初デートはルーブル美術館以外認めないんです。怒らせると大量のクロワッサンをなげつけてきます(ええー)。

アレイスター様とエリアーデ嬢は、心とはうらはらな罵言を浴びせあいつつ戦闘中。でもエリ嬢の「外界へ行けないのを全部じじいのせいにしてさ」云々は耳に痛い忠告ととれなくもない感じ。これがアレイスター様が城から出るきっかけになるのかな。

エリアーデのしてみたかったことはやっぱり『恋』でしたが、それが一番キレイになる方法だから、とまでは読めませんでした。そう言われればいかにも美にこだわるエリ嬢らしいです。
恋をすると自分より劣った女でも、眩しいくらい「きれい」になったから。でも

「あなたを 愛したかったのにな…」

と最期に言ったエリ嬢も、きっと眩しいくらいきれいだったと思うんです。むしろすでに愛しちゃってたと思うんです。最期に本当の気持ちを言ってくれてよかった。アレイスター様も「兵器でもやはり エリアーデが好きだ」と仰ってますし
めちゃめちゃ相思相愛じゃん(←ハンカチに顔をうずめながら)。

悲恋に終わってしまいましたが、エピローグには救いがあるといいと思います。
あとアレイスター様は来週以降ヘタレに戻ると予想されるので、アレンさまが黒っぽくならないといいと思います。今週みたいなアレンさまだったら

確実にアレイスター様泣いちゃいますから。滂沱の涙ですから。
泣きすぎてまた干からびちゃいますから(←それは無い)。

アイシールド21
カラーページのマフィアの女ボスなまもり姐さんにトキメキがとまりません。ていうか何ですよこの構図。ヒル魔さんすら彼女の部下なのですか。彼女の命令とあらばたとえ火の中水の中なのですか。雪さんに至っては残り少ない毛髪が焦げても構わぬ心意気なのですか。焦げた毛根は戻ってきやしないのに(←余計な世話)。

本編でもまもり姐さんは目をキラめかせて大活躍。雪さんは頭をキラめかせて大活躍(余計な世話だっつの)。
キラめかせる場所のないヒル魔さんは、愛くるしいウサギの着ぐるみで二人の眩しさに対抗します。そう簡単にプリマドンナの座は渡せないんです(←いつからそんな話に)。プリマのためなら犬も豚も使うんです。脅迫もいとわないんです。

犬と豚に反則判定をすると舞台衣装を切り裂かれるので審判も従わざるを得ないんです(えー)。

ワンピース
ロビンの「全てを捨てても叶えたい願い」は(自分を除く)ルフィ一行を助けることでした。
泣かせるぜ…!

そりゃもうナミさんもよろこびの余りぶっ倒れますよ。
よろこびの余り瀕死のチョッパーを張り倒しますよ。そうでもしなきゃこの胸の熱い想いをとても抑えられないんですもの。なんかバキ!!とかどっか折れたっぽい音がしちゃってるけど気にしない(しろよ)。

たぶん折れたとしても大して問題ない場所ですから。ツノとか(大問題だ)。
というかツノ以外はどこが折れたとしてもそんなに問題になりませんから。ワンピースにおける骨折はBLEACHにおける出血多量くらいのノープロブレムさ加減なのですから(←ちょっと)。

BLEACH
先週係長感満載だったわれらが藍染隊長ですが、
今週は自分の能力ばかりか発動条件までもとくいげに説明し、さらに小悪党チックに。ああ大物感絶賛縮小中。
もはや係長代理すらおぼつきません側に控えているギン(社長秘書)が分不相応きわまりないですよ。社長秘書は社長につくべきなんですよコノヤロー。

どうしたらこの小者感を払拭できるの神様。
藍染隊長呼びをやめて惣右介様とお呼びすればいいの(←何一つ解決しない)。

氷ですべって惣右介様のメガネが割れていたら課長くらいにはなったはずなんですが(まだ言うか)、メガネが割れなかったばかりか
部下までもへたれメガネで事態悪化
まさにメガネがメガネを呼ぶ展開(謎が謎を呼ぶだろ) (原型とどめてねえよ)。

そんなへたれメガネによって、ルキアを連れて一生懸命逃げていた阿散井恋次さんはふりだしに戻されてしまいました。そこに現われるギンと惣右介様。

まさかまた? また恋次さん=かませ犬展開なのですか? かませ犬という言葉は恋次さんのために存在するとでも言いたいのですか?(そこまで言ってません)。
生涯一代打ならぬ生涯一かませ犬というわけなのですか? ああそんな経歴。そんな経歴履歴書にだって書けやしない…!
(代打だって履歴書には書けやしない)。

銀魂
オジサンの80%は正しさで、あとの20%はやさしさでできていると思います。
おもに娘への。というか娘のみに対するやさしさで出来ています。それ以外はぶっちゃけどうでもいいんです。なので娘の誕生パーティに間に合うためならターミナル破壊もいとわないんです。ああ素敵(←おい)。

ちなみに破壊衝動は80%の正しさの中に含まれています。正義は時として人には残酷なものですから何ら不思議はないのです。
バナナがおやつに含まれるのと同じくらい自然なんです(←それは不自然です)。

デスノート-HowToRead
メロの外見がとても気になります。
この子が第一部終了まぎわ、大勢の友達と外で遊びつつ「ははっ」とか笑ってたあの子だというのですか。どんな顔で笑ってたのか想像もつきません。
むしろイヤな笑顔しか浮かびません(ライトさまの悪の帝王笑い並みの)。

なんだか第二部はライトさまが苦戦しそうな予感がします。
だってこの子きっとデスノートなんかじゃ死なないですよ。心臓麻痺起こすまでもなくもうすでに心臓止まってる雰囲気でいっぱいですもの(←勝手に)。あるいは呪いのかかった人形風味満載ですもの。

きっとメロは放っておくと髪の毛がのびます。お菊人形のように(黙れ)。

«back next»